
長崎で暮らす、2匹の保護猫。
わが家には、2匹の猫がいます。
10歳のキジトラの男の子「サボ」と、4歳のサビ猫の女の子「モモ」。
性格も、体格も、しっぽの長さもまったく違う2匹ですが、どちらにも共通していることがあります。
それは、もともと外で暮らしていた保護猫だということ。
偶然出会い、わが家にやってきた2匹。
今ではすっかり家族の一員として、それぞれ好き勝手に(笑)、毎日を過ごしています。
今回はNAGASAKI MAGAZINE VOL.10。
いつもの長崎の坂や港から少し離れて、私たち家族と一緒に長崎で暮らす、2匹の猫を紹介します。

しっぽがほとんどない、キジトラのサボくん。
まずは、わが家の先輩猫。
キジトラの男の子、サボ。10歳です。
一番の特徴は、なんといってもしっぽ。
丸くて短く、ほとんどありません。
後ろから見ると、猫というよりちょっとタヌキっぽい(笑)。
サボと出会ったのは、上の娘がまだ妻のお腹の中にいた頃。
妻が、外でひとりになって鳴いている小さなサボを見つけ、保護したのが始まりでした。
ところがこのサボ。
保護した翌日には、すでにソファーで伸びて寝ていました(笑)。
「ずっとここに住んでいましたけど?」
と言わんばかりの馴染みっぷり。
あれから10年。
今では完全にわが家の主です。

食べることが大好き。でも、ジャンプはちょっと苦手。
サボは、とにかく食べることが大好き。
体型もなかなか立派です(笑)。
健康ではあるものの、ジャンプはちょっと苦手。
身軽に高いところへ飛び乗るというより、どちらかというと地上戦を得意とするタイプです。
たまに外へ出たがるので出してあげることもありますが、行動範囲はほぼ家の敷地内。
少しウロウロして、草を食べて、満足したら帰宅。
暑い日は特に早い。
「もう外はよか。飯くれ。」
そんな顔をして、すぐに帰ってきます(笑)。
人が家に来てもほとんど逃げず、妙に堂々としているサボ。
もしかすると、自分のことを猫ではなく人間だと思っているのかもしれません。
わが家の長男?サボくん。
サボがわが家にやってきたのは、上の娘が生まれる少し前。
そのためなのか、家の中では自分が子どもたちよりも上だと思っている節があります(笑)。
そして夜になると、なぜか私の部屋へ。
毛布の上で「ふみふみ」して、そのままくつろぐのがいつものパターンです。
一方、妻のことはなぜか少しライバル視している様子(笑)。
超がつくほどビビりなのに、人懐っこくて、根はとても優しい。
それがサボです。
ある日やってきた、小さなサビ猫。
そんなサボの一人っ子生活が約6年続いた頃。
わが家にもう一匹、猫がやってきました。
サビ猫の女の子、モモです。
モモもまた、家の近くで保護した猫。
生後1〜2か月ほどの頃、親猫や兄弟とはぐれてしまったのか、外でひとりうずくまり、かなり弱った状態でした。
すぐに保護して病院へ。
それから一週間ほどすると――。
驚くほど元気になりました(笑)。
現在4歳。
ジャンプ力抜群。
好奇心旺盛。
そして、とにかく人が大好きです。

おもちゃを持ってくる、犬みたいな猫。
モモは、とても優しい性格。
人を噛むこともほとんどなく、とにかく「かまってほしい」タイプです。
夜は妻や娘たちの間、足元、時には布団の中。
家族の誰かにくっついて寝ています。
ただし。
なぜか父の布団には来ません(泣)。
そのくせ起きている時は、私のところへおもちゃを咥えて持ってきます。
投げる。
走って取りに行く。
そして、また咥えて持ってくる。
……犬なのか?(笑)
何度でも繰り返します。
「このしっぽ、いいでしょ?」
モモのしっぽは、細くて長い立派なしっぽ。
ほとんどしっぽがないサボの横で、時々これ見よがしにしっぽを見せているように感じることがあります(笑)。
もちろん本当に自慢しているかどうかは分かりません。
ただ、表情を見ていると、
「サボくん、これがしっぽよ。」
と言っているようにしか見えない時があります。
普段は優しいモモですが、時折突然スイッチが入ります。
毛を逆立てて、サボを挑発。
静かに暮らしたいサボにとっては、少々迷惑そうです(笑)。
最初は「シャー!」だった2匹。
モモがやってきたばかりの頃、2匹はすぐに仲良くなったわけではありません。
モモは小さい体で、サボへガンガン近づいていきます。
一方のサボは超警戒。
時には「シャー!」。
ところが、そんなことはお構いなしのモモ。
毎日のように距離を縮め続け、1〜2か月もすると、いつの間にか一緒にいることが当たり前になりました。
今では同じクッションで寝たり、並んでくつろいだり。
モモがサボを毛づくろいしてあげることもあります。
もっとも、サボは若干迷惑そうな顔をしていますが(笑)。
ひとりになりたいサボと、くっつきたいモモ。
2匹を見ていると、本当に性格が違います。
ひとりで静かに過ごしたいサボ。
誰かと一緒にいたいモモ。
サボが気持ちよさそうに寝ているクッションにも、モモは遠慮なく入っていきます。
「また来た……。」
そんな顔をするサボ。
それでも本気で追い出したりはしません。
時々モモのちょっかいが過ぎて怒ることはあっても、基本的には仲良し。
もしかするとモモは、自分のことをサボの「お姉ちゃん」だと思っているのかもしれません。
6歳も年下なんですけどね(笑)。

猫と暮らす、長崎の日常。
2匹とも、偶然の出会いからわが家へやってきました。
外でひとり鳴いていたサボ。
弱ってうずくまっていたモモ。
あの時出会っていなかったら、今のわが家の日常はありません。
猫と暮らしていると、何でもない毎日の中に小さな出来事がたくさんあります。
ご飯を催促する顔。
窓の外を眺める後ろ姿。
いつの間にか一緒に寝ている2匹。
そして、時々始まる謎の小競り合い(笑)。
長崎の魅力というと、坂や港、歴史ある街並みを思い浮かべます。
でも、その街に暮らす人たちの日常もまた、長崎という街をつくっているもののひとつ。
NAGASAKI MAGAZINEでは、これから街で出会った猫たちも紹介していきたいと思います。
その第1回は、まず一番身近なところから。
わが家で暮らす、サボとモモでした。
SAKAMACHI SUPPLY的な視点
SAKAMACHI SUPPLYがデザインしたいのは、
有名な観光地だけではありません。
坂を歩くこと。
長崎弁を話すこと。
海のそばで暮らすこと。
そして、猫と一緒に過ごすこと。
そんな何気ない日常も、この街らしさのひとつだと思っています。
サボくんとモモちゃんとの毎日も、
私たちにとっては長崎で暮らす日常の風景。
だからこそ、SAKAMACHI SUPPLYには「CAT」というシリーズがあります。
この街の日常が、デザインになる。
猫たちとの暮らしもまた、
そのひとつなのかもしれません。
🛍️ SAKAMACHI SUPPLY
SAKAMACHI SUPPLYでは、長崎の「坂」「港」「方言」「街の風景」をモチーフにしたアイテムを展開しています。
長崎を知っている人には「懐かしい」。
長崎を知らない人には「なんだろう?」と思ってもらえる。
そんな**「長崎らしさ」**を、シンプルなデザインに込めています。
まとめ
サボとモモは、それぞれ違う時期に、偶然の出会いからわが家にやってきた2匹の保護猫です。
性格も、体格も、しっぽの長さもまったく違う2匹。
ひとりでのんびり過ごしたいサボと、いつも誰かにかまってほしいモモ。
時にはモモのちょっかいにサボが怒ることもありますが、気づけば同じ場所でくっついて寝ています。
特別なことがなくても、そんな2匹を見ているだけで、わが家の日常は少しだけ賑やかになります。
長崎の魅力は、坂や港、歴史ある街並みだけではありません。
この街で暮らす人や猫たちの、何気ない毎日の中にも「長崎らしい風景」があります。
NAGASAKI MAGAZINEでは、これからも街で出会う猫たちや、長崎で暮らす中で見つけた小さな風景を紹介していきます。
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